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フェアリー スピアフィッシュ : ウィキペディア日本語版 | フェアリー スピアフィッシュ
フェアリー スピアフィッシュ(''Fairey Spearfish'')は、第二次世界大戦末期にフェアリー・アビエーション(Fairey Aviation)社で試作されたイギリス海軍の雷撃機である。イギリス海軍が保有した単発機の中で最も大型なエンジンを搭載した機でもある。 == 概要 == イギリス海軍本部はバラクーダの後継機開発目的とした仕様書O.5/43を作成し、フェアリー・アビエーションはスピアフィッシュを設計した。 スピアフィッシュ(「マカジキ」の意味)は、腹部に大型爆弾倉を設けた全幅18m、全備重量10tの大型機で、当時建造予定だったジブラルタル級大型空母の専用機として運用される予定だった。また、フェアリー バラクーダは、対潜水艦レーダーを搭載した時に縦軸の安定性が問題となっていたが、スピアフィッシュではASV対潜レーダーを内蔵させることで解決し、バラクーダより強力なエンジンを積むことによりアンダーパワーを解消しようとした。 しかし、このエンジンが不具合を起こした為開発が遅延し、スピアフィッシュの初飛行は1945年7月5日となってしまった。そして、第二次世界大戦の終戦とともに大型空母建造計画も中止され、搭載予定だったスピアフィッシュは生産中止となった。結局、研究目的で4機が製造された。1952年まで実験飛行部隊等で飛行していた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フェアリー スピアフィッシュ」の詳細全文を読む
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